こんにちは、みるきー(@mame6002)です。
韓国語をある程度勉強したら、TOPIK(韓国語能力試験)を受ける方が多いと思いますが、たくさんの種類のテキストがあって悩みますよね。
私も一体どれを使ったらいいの?とテキスト購入までにかなり時間がかかりました。
今回は私の使ったテキストのレビューや使い方についてご紹介します!検討中の方の参考になれば幸いです。
- TOPIK2のおすすめ参考書(テキスト)
- TOPIK2の勉強法
- 高得点を得るためのポイント
TOPIK(韓国語能力試験とは)
韓国語能力試験は、大韓民国政府(教育省)が認定・実施する唯一の韓国語(ハングル)試験です。韓国語(ハングル)の教育評価を標準化し、韓国語(ハングル)学習者に学習方法を提示するとともに、韓国語(ハングル)の普及や、試験結果の学習・留学・就職等への活用などを目的に、世界70カ国以上で一斉に実施されています。韓国教育財団は、日本地域での試験実施を主管しています。
引用:韓国教育財団
ハングル能力検定が日本人向けの資格に対して、韓国語能力試験は世界共通の資格になります。
有名なTOEICの韓国語バージョンがTOPIKです。
ですので、日本に限らず海外でも持っていると有利になる資格です。せっかく韓国語を勉強したなら、1度チャレンジしてみてもいいのではないでしょうか。
試験の概要
韓国語能力試験(TOPIK)
試験等級は2種類
- 韓国語能力試験Ⅰ(初級)
- 韓国語能力試験Ⅱ(中・上級)
受験料
- TOPIKⅠ 3,500円
- TOPIKⅡ 4,000円
- Ⅰ+Ⅱ 7,500円
※支払い方法により別途手数料あり
評価領域
- 韓国語能力試験Ⅰ
・聞取り:30問
・読 解:40問 - 韓国語能力試験Ⅱ
・聞取り:50問
・読 解:50問
・書取り: 4問
(作文含む)
TOPIK1に比べ、TOPIC2は問題数も多く作文問題もあります。
TOPIK2のレベルとは
TOPIK1、TOPIK2と試験は2段階に分けられていますが、TOPIK2の中でも4つのレベルがあります。
TOPIKⅡ (中級・上級) | 3級 | 日常生活を問題なく過ごせ、様々な公共施設の利用や社会的関係を維持するための言語(ハングル)使用が可能。文章語と口語の基本的な特性を区分し理解、使用が可能。 |
---|---|---|
4級 | ・公共施設の利用や社会的関係の維持に必要な言語(ハングル )機能を遂行することができ、一般的な業務に必要な機能を実行できる。 ・ニュースや新聞をある程度理解でき、一般業務に必要な言語(ハングル)が使用可能。 ・よく使われる慣用句や代表的な韓国文化に対する理解をもとに社会・文化的な内容の文章を理解でき、使用できる。 | |
5級 | ・専門分野においての研究や業務に必要な言語(ハングル)をある程度理解と使用ができ、政治・経済・社会・文化などの全般に渡った身近なテーマについて理解し、使用できる。 ・公式的、非公式的且つ口語、文語的な脈絡に関する言語(ハングル)を適切に区分し、使用できる。 | |
6級 | ・専門分野における研究や業務遂行に必要な言語(ハングル)機能を比較的正確に、流暢に使用でき、政治・経済・社会・文化などの全般的なテーマにおいて身近でないテーマに対しても不便なく使用できる。 ・ネイティブ程度までではないが、自己表現を問題なく話すことができる。 |
(引用:韓国教育財団)
獲得した点数によってレベルが決まるというわけです。
おすすめの参考書(テキスト)
私の使用していたテキストはこの2冊だけです。
- 韓国語能力試験TOPIKⅡ完全対策
- 韓国語能力試験TOPIK II 必須単語完全対策
韓国語能力試験TOPIKⅡ完全対策
この本は、TOPIKⅡの問題パターンを学ぶことができ、試験に完ぺきに備えることが出来るよう、実戦さながらの模擬試験3回分が収録されています。
決められた時間内に問題を解き、答え合わせを行う事で、自分の実力を確認し、模擬試験の結果に基づいて試験のための戦略を練ることができます。
TOPIKの試験で最も重要なのは、決められた時間内に問題を解くことです!
バランスよく全体の問題をクリアしなければ点数は伸びません。
問題パターンを分析できる
- 約何分くらいで問題を解けばよいか
- よく聞いておくポイント
- 問題の傾向
聞き取り問題ではどのような問題があり、何がキーワードになるか、というヒントを解説してくれています。
問題傾向をしっかり押さえておくことが、ポイントだといえます。
4つの問題で、どのような文章が出題される傾向があるのか、何文字くらいの文章を書くのかなど解説されています。
傾向を抑えておくだけで文章を書く助けになります。
韓国語能力試験TOPIKⅡ完全対策の使い方
私もTOPIKⅡに向けて勉強を始める前、いろいろなブログなどを見て勉強方法について調べました。
その中で、重要だと思ったのが実践問題をひたすら解く!という事です。
TOPIKⅡを勉強するポイントとしては下記の3点が重要だと思います。
- 模擬問題を繰り返し解く
- 時間配分
- 単語を覚える
1、模擬問題を繰り返し解く
「韓国語能力試験TOPIKⅡ完全対策」には模擬試験が3回分収録されています。
この模擬試験をひたすら解く、繰り返し解くことで試験に備えることができます。
もちろん分からない問題もありますが、1度解いてみて分からない問題、間違えた問題をピックアップして勉強することが大切です。
- 模擬試験を解く
- 間違えた問題をピックアップ
- 間違えた問題、単語を理解
- 再度模擬試験を解く
また、TOPIKの試験問題は3つの領域に分かれています。
- 聞き取り
- 書き取り
- 読解
各領域の問題数、得点数はあらかじめ分かっているので、問題のパターンや傾向を把握しておくのも大切です。
2、時間配分
TOPIKⅡの試験で時間配分は、かなり重要になってきます。
TOPIKⅡの試験時間は180分です。
- 聞き取り:50問
- 書き取り:4問
- 読解:50問
この内容を180分でどれだけできるかがポイントになってくるのです。
全ての問題を解く知識があったとしても、時間内に終えなければ意味がないという事です。
180分というと3時間なのでかなり余裕があると感じますが、実際は時間との闘いです。
いかに各領域の問題をバランスよく解き、進めていけるかという所が重要で常に「時間配分」を考えながら勉強することが大切です。
3、単語を覚える
問題を解くにあたって、重要なのは単語です。
単語が分からないと、問題の意味も分かりませんので、TOPIKⅡで出題されるある程度の単語は頭に入れておくことも必要です。
ただ、単語だけを覚えようとしても莫大な数の単語があるので、なかなか難しいです。
単語だけを勉強しようとせず、模擬試験を解く中で、分からない単語をリストアップしていきます。
文章の中で使われている単語なら、前後の流れで覚えやすいですし、「この問題で分からなかった単語」などと少しでも頭に残っていると、単語を覚える近道になります。
- 文章の中の単語として覚える
- 前後の文章から単語の意味を予測する事も大切
韓国語能力試験TOPIK II 必須単語完全対策
先ほど単語を覚える重要性についても書きましたが、TOPIKⅡで出題されるある程度の単語は、「韓国語能力試験TOPIK II 必須単語完全対策」を使って勉強しました。
とにかく莫大な数の単語があるので、全てを完ぺきに覚えようとは思わず、分からない単語だけチェックしていき、時間短縮、無駄がないように勉強しましょう。
模擬試験問題でもかなり集中力を取られるので、出来るだけ勉強に無駄が無いよう効率よく進めることが大切です。
完ぺきではなく、分からない単語を効率よく覚えましょう。
まとめ
TOPIKやおすすめのテキストにいてご紹介してきましたが、重要なのはやはり時間配分だと思っています。
私も実際に試験を受けましたが、本当に時間内に問題を進めるのに苦労しました。
時間配分を意識しながら勉強していたので、バランスよく各領域進めることができましたが、作文問題でもう少し時間があればもっと出来たのに…という感想でした。
- 時間配分
- 模擬試験をひたすら解く、慣れる
- 文章の中で単語を覚える
- 単語の予測も大切
- 各領域を何分で解くかイメージしておく
ご紹介したテキストはこちらです
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